【3分で学ぶFX】 3. FXのレバレッジとは?
『FXのレバレッジ』をざっくり言うと・・・
・レバレッジとは少ない資金で大きな資金を動かすことができる仕組み
・個人で使用できるレバレッジは25倍まで
・ドル円が100円の時に必要な証拠金は4万円
FXの大きな魅力として「レバレッジ」というものがあります。
「レバレッジ」とはテコの原理のことで、少ないお金を担保にすれば大きなお金を動かせられるのです。
現在、個人でかけられるレバレッジは25倍までとなっています。
なぜ、少ない資金で大きなお金を動かせるのでしょうか?
それはFXが証拠金取引だからです。
証拠金:つまり「これだけは用意して下さいね。」という担保のことです。
「100万円を動かすために、100万円は必要ありません。
そのかわり損するかもしれない額(4万円)は用意しておいてください。」
ということですね。
株式取引をしたことがある方はご存知だと思いますが、信用取引のレバレッジは3倍です。
株の大きな変動幅に比べて、為替は1日で1~3%程度の変動幅なので、大きなレバレッジを掛けることができるのです。
レバレッジというおもりがシーソーに掛かってくるイメージもできます
株式取引とFXの取引額を比較してみましょう。
やはり人気の株といえば、ソフトバンクやトヨタになります。
例えばソフトバンクの株を購入しようとします。
2014年7月の株価は7,500円近辺ですので、最低購入代金は約75万円もの資金が必要になります。
でも、FXではレバレッジを効かせられるので、75万を動かす時に必要な金額は3万円でOKなのです。
確かに、株式取引でも3万円程度で購入できる株はありますが、全銘柄の数%程度に限られてしまいます。
FXだと、全ての通貨ペアを3~7万円程度で購入することができます。
(一番資金必要となる通貨は、イギリスの通貨であるポンド)
1,000通貨から取引できる会社だと7,000円程度から始められることになります。
株式取引よりもFXが少額の資金から始めることのできるのは、レバレッジの仕組みのおかげですね!